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コンパクトな1.5kWの定電圧/定電流電源が、多様な用途に対応する 高度なプログラマビリティを実現

XP Power社は、アナログおよびデジタルインターフェースによる制御が可能で、プログラマブルな定電圧(CV)、定電流(CC)動作を実現する、2種類の単相1.5kW AC-DC電源「HPA1K5」を発表しました。このコンパクトで使いやすいソリューションは、効率性に優れた共振型ゼロ・ボルト・スイッチング(ZVS)トポロジを採用しており、工業、プロセス制御、印刷、医療、半導体製造、水処理、テスト/計測など、多様な業界における機器製造に適しています。

この電源の応用分野は広範であり、たとえば医用画像、患者の治療/診断、半導体製造におけるエッチングおよび成膜、バッテリー充電、ロボット工学、レーザーなどが挙げられます。他にも、産業印刷、電気めっき、カソード防食、LED加熱/硬化、浄水、水素発生などの分野で活用できます。

CVとCCの両方で動作し、プログラマビリティと柔軟性を備え、ユーザー設定が可能な電源を求めるユーザーが増えています。こうした困難な課題に応えるのが、新たに開発されたHPA1K5です。

組み込みのデジタル制御により、ユーザーはあらゆる用途に応じて、ソフトウェアを通じて電源装置をすばやく設定・再設定できます。複雑で時間のかかるハードウェア変更は不要です。

279.4mm x 106.7mm x 41.7mm(11.0" x 4.2" x 1.64")のコンパクトなサイズのHPA1K5は、一般的な1.5kW定格の電源に比べてわずかなスペースしか取らないため、最終用途でのスペースと重量を最小限に収めることができます。HPA1K5は、小型であるにも関わらず十分な機能を備えており、動作効率が93%向上し、計装での高スルーレートが得られます。

80~264VACという広範な入力範囲は、グローバル市場にも対応する動作ウィンドウを実現し、定格低減も最小です。公称単一出力電圧24VDCおよび48VDCが標準で用意されており、公称値の105%までのプログラミングが可能であり、同様に電流出力は公称値の110%までのプログラミングが可能です。またメイン電源と併せて5V/2Aのスタンバイ電源が確保されます。

産業、ITE、医療用途については各種のEMC規格と安全規格に準拠しているため、最終用途での統合が容易です。特に、HPA1K5はEMCのエミッションについてはEN55011/EN55032、EMCのイミュニティについてはEN61000-4-x、ITEの安全性についてはIEC62368-1 Ed. 2の承認を受けています。また医療用途ではIEC60601-1 Ed. 3(リスク管理を含む)の承認を得ており、一次および二次の2つのMOPP(患者保護手段)を提供します。

HPA1K5は、PMBus、CANopen、MODBUS、SCPIなど複数のデジタルプロトコルに標準で対応しています。全二重のRS485インターフェースはI2Cを通じて半二重に設定できるほか、出荷時設定も可能です。また、0~5Vのプログラミングオプションを利用したアナログ制御もできます。

高度なグラフィカル・ユーザー・インターフェース(GUI)と総合的な開発用ツール、ユーザーマニュアルが用意されており、開発段階での電源の微調整や、別の用途向けの再設定も簡単に行うことができます。

1.5kWはほとんどの用途に十分な電力ですが、コスト効率に優れた高出力のソリューションが必要な用途では、組み込みの電流共有技術により、HPA1K5を最大5台まで並列で設定できます。

HPA1K5シリーズは3年保証付きで、Digi-Key、element14、Mouser、RS Components、または地域の認定販売店を通じて、あるいはXP Powerから直接購入できます。

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